NordVPNの解約したい!
返金保証の申請方法は?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
NordVPNはセキュリティ強化やジオブロックの回避など、さまざまな用途で利用できますが、利用しているうちに不満が生じたり、他のVPNの方がメリットを感じることもあるでしょう。
そこで当記事では、NordVPNの解約方法を紹介します。
返金保証期間の解約で返金申請を受ける際の手順や注意点も解説しているので、NordVPNの解約を検討している人はぜひご覧ください。
- NordVPNの解約には「自動更新停止」と「返金」の2種類が存在する
- App Store経由で契約した場合は返金申請できない可能性があるので注意
- 解約後も契約期間満了までは利用可能
VPNラボは、Webマーケティング会社「株式会社オークス」を運営する、げんたが監修しています。VPNの使用歴は約3年。これまで20カ国以上旅をしながらVPNを使用。
NordVPNの解約には2種類存在する
NordVPNの解約には以下の2種類が存在します。
- 自動更新停止
- 返金
「自動更新停止」は、他の商品では通常の解約にあたるものです。
一般的に、NordVPNをはじめとしたVPNは月額で料金が発生するため、次回の支払いを停止することが解約と同義になります。
NordVPNの自動更新停止手続きは時期を問わず行えるので、いつでも解約することが可能です。
もう1つの返金方法は「返金」です。
NordVPNには返金保証期間が設けられており、期間内の解約の場合は返金を受けられます。
ただし、NordVPNの解約ではいくつかのポイントがあるので、あらかじめ把握しておくことが重要です。
NordVPNの解約前に知っておきたいポイント
NordVPNの解約前に把握しておきたいポイントは以下の通りです。
- iPhoneでApp Store経由で契約した場合は返金されない
- 返金を受けるには解約後に返金の申請が必要
- 返金の場合は解約理由の提示が必要
- 返金保証制度は2回目は適用されない
基本的には、返金を受ける場合に把握しておかなければならないポイントが多くなっています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
iPhoneでApp Store経由で契約した場合は返金されない
NordVPNは様々な支払い方法で利用でき、支払い方法によって解約方法が異なります。
それぞれの解約方法については後述しますが、あらかじめ留意しておきたいのが、iPhoneでアプリをダウンロードし、App Storeから支払い契約をした場合、NordVPNからは返金保証が受けられない点です。
NordVPNに限らず、App Store経由で契約したサブスクリプションサービスは、App Storeの返金ポリシーに従うことになります。
結果、NordVPNが独自に用意している返金保証制度が適用されず、保証期間内でも返金が受けられません。
返金の問い合わせ自体はAppleのサポートに対して行うことができますが、実際に返金を受けられるかはApple側の判断にゆだねられます。
そのため、iPhoneでNordVPNを利用した際に、確実に返金を受けたいのであれば、アプリからではなく公式サイトから契約する必要があります。
返金を受けるには解約後に返金の申請が必要
App Store以外からNordVPNを契約した場合でも、解約手続きを完了しただけでは返金が行われるわけではありません。
返金を受けるためには、解約後に別途返金申請を行う必要があります。
返金申請を忘れると、保証期間内の解約でも返金を受けられないので注意が必要です。
返金申請は公式サイトのチャットボットか、メールを送信することで行えます。
NordVPNの運営会社が海外ということもあり、メールでの申請はやり取りに時間がかかることが多いため、円滑に申請を進めたいのであればチャットボットで申請しましょう。
具体的な申請方法については後述します。
返金の場合は解約理由の提示が必要
NordVPNの返金申請を行う際には、申請のやり取りの中で提示される解約理由に回答する必要があります。
提示される解約理由は以下の通りです。
- 試したいだけだった
- もういらない
- 何かがうまくいかない
- その他
返金申請を円滑に行いたいのであれば、「何かがうまくいかない」や「その他」を選ぶのは避けましょう。
追加の質問をされてしまうため、申請のやり取りに時間がかかってしまいます。
特にメールでのやり取りでは、送受信の回数が増えると返金が受けられるまでの時間が大幅に遅くなってしまうので注意が必要です。
返金保証制度は2回目は適用されない
NordVPNの返金保証制度は基本的に初回の契約に対してのみ適用され、2回目以降の返金申請は認められていない点もあらかじめ把握しておきたいポイントです。
以前は2回目までは返金が認められたのですが、サービスの濫用防止を防ぐ観点などから、2回目以降の返金申請が認められなくなりました。
返金保証期間があるからといって、何度も実質無料でNordVPNを利用できるわけではないので注意しましょう。
NordVPNの解約方法は支払い方法で異なる
NordVPNの解約方法は、支払い方法によって異なります。
NordVPNの契約で利用できる支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- PayPay
- PayPal
- AmazonPay
- 暗号通貨
上記に加えてスマホアプリの場合はGoogle PlayまたはApp Store経由の支払いになるため、支払い方法はそれぞれのストアに依存します。
その上で、基本的には以下のパターンで解約方法が変化します。
- 公式サイトから契約した場合
- Google Playストアから契約した場合
- App Storeから契約した場合
それぞれ細かい操作などが異なるため、あらかじめ自身が確認したケースでの解約方法を確認しておきましょう。
公式サイトから契約した場合の自動更新の解除方法
まずは公式サイトから契約した場合の自動更新の解除方法について紹介します。
はじめにNordVPNの公式サイトにアクセスし、画面右上の「ログイン」をクリックしましょう。
表示されるログイン画面でログイン情報を入力するとマイページに遷移するので、右のサイドバーにある「請求」をクリックします。
「請求」ページが開いたら、サブスクリプションタグをクリックし、「自動更新をキャンセルする」をクリックしましょう。
最後に登録したメールアドレスにメールが届くので、メールの案内にしたがって操作すれば自動更新を停止できます。
Google Playストアから契約した場合の自動更新の解除方法
Google Playストアから契約した場合は、公式サイトではなくGoogle Playストア上で解約を行います。
まずはGoogle Playストアにアクセスし、Googleアカウントでログインしましょう。
続いて右上のプロフィールアイコンから「支払いと購読」をクリックし、次に「購読」をクリックします。
「購読」をクリックすると現在サブスク契約をしているアプリの一覧が表示されるので、NordVPNを選択し、「サブスクリプションを解約」をクリックしましょう。
後は解約理由の回答などを行えば、自動更新を停止できます。
App Storeから契約した場合の自動更新の解除方法
App Storeから契約した場合は、iPhoneなどの端末にある「設定」アプリから解約を行います。
まずは「設定」アプリを開き、最上部にある自分のアカウントをタップしましょう。
Apple Accountのページが開くので、続いて「サブスクリプション」をタップします。
現在サブスク契約を行っているアプリの一覧が表示されるので、NordVPNを選択し、サブスクリプションを解約しましょう。
以上でNordVPNの自動更新が停止します。
NordVPNの解約後に返金を受けるための手順
NordVPNの解約後に返金を受けるためには、自動更新の停止を行った後に返金申請を行う必要があります。
返金申請はライブチャットとメールのいずれかで行うことができますが、基本的にはライブチャットで申請したほうがスムーズです
ライブチャットで返金申請を行う際の手順は、以下のようになります。
- 公式サイトからログインする
- 日本語のチャットボックスを開く
- チャットの指示に従って操作する
- ライブエージェントとやり取りをする
- 手続き完了の連絡を受ける
- メールでの返金申請は時間がかかる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 公式サイトからログインする
返金申請はNordVPNの公式サイト上から行います。
まずは公式サイトにアクセスし、右上の「ログイン」からログインを行いましょう。
2. 日本語のチャットボックスを開く
ログインが完了したらマイページの画面右下にある吹き出しマークのアイコンをクリックし、チャットボットを開きましょう。
基本的にはユーザーがいる地域に合わせて自動的に言語を変更してくれますが、日本語以外の言語になっている場合は、あらかじめ画面下部にある言語設定で言語を日本語に変更しておくことをおすすめします。
3. チャットの指示に従って操作する
チャットボットが開いたら、まずは「返金したい」など、返金申請をしたい旨を入力しましょう。
すると、支払いを行った場所や返金の理由などを質問されるので、質問内容に回答していきます。
返金の理由については「試したいだけだった」「もういらない」を選択すると、やり取りの回数が減ってスムーズです。
質問に回答していくと、最終的に本当に解約するか聞かれるので、「いいえ、私は決心しました」を選びましょう。
以上の操作を行うと、ライブエージェントとのライブチャットが始まります。
4. ライブエージェントとやり取りをする
ライブチャットでは、ライブエージェントから以下のような質問をされます。
- アカウントの本人確認
- 返金理由の確認
- 解約の再確認
返金理由や解約の確認については、ライブチャットと同じ内容を回答すれば問題ありません。
質問が終わった後はライブエージェントが手続きに関する作業を行うので、作業が終わるまで待ちましょう。
5. 手続き完了の連絡を受ける
ライブエージェントの作業が終了したら、手続き完了の連絡をしてくれます。
手続き完了後は返金に関する注意点を話してくれるので、しっかりと把握しておきましょう。
最後にライブチャット画面を閉じ、サポート対応の評価を入力すれば、返金申請は終了です。
6. メールでの返金申請は時間がかかる
NordVPNの返金申請はライブチャットだけでなく、メールでも行うことができます。
しかし、メールの場合はチャットボットで聞かれるような質問にメールで回答する都合上、やり取りに時間がかかることが多いです。
NordVPNの返金は申請手続きが完了してから入金されるまで、最大10営業日程度かかるので、メールでのやり取りで時間がかかると、お金が戻ってくるまでに半月近くの時間を要することになりかねません。
スムーズかつ短時間で返金を受けるためにも、NordVPNの返金申請はライブチャットで行うことをおすすめします。
NordVPNの解約時の注意点
NordVPNを解約する際には、以下のような注意点があります。
- 契約期間終了までは利用できる
- 解約後の再契約は可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
契約期間終了までは利用できる
NordVPNは解約手続きを行った後でも、契約期間の満了までは引き続きサービスを利用できます。
自動更新のタイミングで期間内の料金は全て支払っているため、解約してもすぐにサービスが利用できなくなることはありません。
例えば1年プランで契約しており、自動更新期間が半年残っている状態で解約した場合、半年間はNordVPNを利用し続けることができます。
前回の自動更新時に支払った料金が無駄になることはないので、安心して解約しましょう。
解約後の再契約は可能
NordVPNは一度契約を解約しても、再度契約することが可能です。
VPNが必要な時だけ契約し、必要ない期間は解約することで、出費を抑えられます。
また、NordVPNの長期プランでは、最初の支払いに対して割引キャンペーンを行っていることが多いです。
そのため、長期プランで契約を行い、最初の自動更新が行われる前に解約し、再度契約を行うことで、割引金額でNordVPNを利用し続けられます。
NordVPNの解約後のおすすめなVPN3選
NordVPNの解約後に検討したいおすすめのVPNを3つ紹介します。
サービス名 | MillenVPN | Surfshark | CyberGhost |
---|---|---|---|
本拠地 | 日本 | オランダ | ルーマニア |
料金(税込) | 月額360円~1,580円 | 月額308円~2,678円 | 月額320円~1,790円 |
サーバー数 | 1,300台 | 3,200台 | 9,600台以上 |
サーバー設置国 | 72ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 |
同時接続台数 | 最大10台 | 無制限 | 最大7台 |
対応OS・デバイス | Windows、macOS、Android、iOS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Chormeなど | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Firefoxなど |
ノーログポリシー | あり | あり | あり |
返金保証期間 | 30日間 | 30日間 | 最大45日間 |
それぞれ異なる強みを持つので、自身に合ったものを選びましょう。
1.日本語のサポートが充実 「MillenVPN」
- 日本語のサポートが充実
- サーバー設置国が多め
- 短期プランが充実
- サーバー数は少なめ
MillenVPNは日本語のサポートが充実している国産VPNサービスです。
疑問点があっても日本語で問い合わせできるため、初心者でも安心して利用できます。
また、1週間や15日などの短期プランも用意されているため、旅行や出張で一時的にVPNが必要になる場合でも利用しやすいです。
サーバー設置国も多く、日本から各国の限定サービスにアクセスする際に活用できる他、日本にもサーバーがあるため、海外から日本のサービスを利用する際にも役立ちます。
要素 | MillenVPN |
---|---|
本拠地 | 日本 |
料金(税込) | 月額360円~1,580円 |
サーバー数 | 1,300台 |
サーバー設置国 | 72ヶ国 |
同時接続台数 | 最大10台 |
対応OS・デバイス | Windows、macOS、Android、iOS |
ノーログポリシー | あり |
返金保証期間 | 30日間 |
\ 30日間返金保証! /
Millen VPNについては、以下の記事で詳しく解説しています。
2. 同時接続台数が無制限「Surfshark」
- 無制限の同時接続数
- 2年契約なら月額306円で利用可能
- 単月契約だと料金が高め
- サポートが英語のみ
Surfsharkは同時接続台数が無制限のVPNサービスです。
1つのアカウントで複数の端末をVPNに接続できるので、家族やグループでも利用しやすくなっています。
料金が割安なのも特徴で、月額307円から利用可能です。
NordVPNと同様の暗号化技術を利用している他、サーバーの設置国も多いため、用途を問わず利用できます。
ただし、サポートが英語のみなので、頻繁にサポートを利用する可能性がある場合は注意が必要です。
要素 | Surfshark |
---|---|
本拠地 | オランダ |
料金(税込) | 月額308円~2,678円 |
サーバー数 | 3,200台 |
サーバー設置国 | 100ヶ国 |
同時接続台数 | 無制限 |
対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Chormeなど |
ノーログポリシー | あり |
返金保証期間 | 30日間 |
\ 30日間返金保証 /
Surfsharkの評判や口コミについては、以下の記事をご覧ください。
3. サーバー設置数の多さが特徴「CyberGhost」
- 用途に合わせた専用サーバーがある
- 9,600台以上のサーバーを保有
- 特定のサービスが利用できない
CyberGhostはサーバー設置数の多さが特徴のVPNサービスです。
世界各国に9,600台以上のサーバーを設置しており、サーバーにかかる負担が分散されるため、通信が安定しやすくなっています。
加えて、用途に応じて利用できるサーバーを分けているため、他の用途で利用しているユーザーの影響を受けずに利用することが可能です。
VPNを介して動画視聴やゲームなどを行う場合におすすめのVPNとなっています。
要素 | CyberGhost |
---|---|
本拠地 | ルーマニア |
料金(税込) | 月額320円~1,790円 |
サーバー数 | 9,600台以上 |
サーバー設置国 | 100ヶ国 |
同時接続台数 | 最大7台 |
対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Firefoxなど |
ノーログポリシー | あり |
返金保証期間 | 最大45日間 |
CyberGhostについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
NordVPNの解約時には返金申請が行えるか確認しよう
NordVPNの解約方法や返金申請の手順について解説してきました。
本記事で重要なことをまとめると以下の通りです。
- NordVPNの解約には「自動更新停止」と「返金」の2種類が存在する
- App Store経由で契約した場合は返金申請できない可能性があるので注意
- 解約後も契約期間満了までは利用可能
NordVPNの解約には「自動更新停止」と「返金」の2種類が存在します。
返金保証期間内の解約でも、App Store経由で契約した場合は返金申請できない可能性があるので注意しましょう。
解約後も契約期間満了までは利用可能なので、契約期間満了まではNordVPNの機能を利用できます。
当記事を参考に、正しい手順でNordVPNの解約や返金申請を行ってください。
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