
VPN Gateの特徴やメリットが知りたい!

VPN Gateの評判や向いている人は?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
「VPN Gateの特徴や評判が知りたい」と考えていませんか?
VPN Gateの料金といった基本情報やメリット・デメリットについて知りたいですよね。
そこで今回は特徴や口コミから、利用するのに向いている人や使い方まで紹介していきます。
- 「VPN Gate」は完全な初心者が利用するのは危険
- 無料かつボランティアのVPNである
- Webやネットワーク回線に強い人に向いている

株式会社オークス代表の柏倉元太が担当しました。広告運用とSEOの現場経験を生かし、各サービスの公式資料と利用規約をもとに、仕様・料金・設定手順を整理して執筆・監修しています。
続きはこちら
技術的な設定やサービス比較については、具体的で再現性のある手順を優先して解説しています。
それでは早速見ていきましょう!
VPN Gateとは?

VPN Gateは筑波大学が研究用途で、ボランティアで運営しているVPNサービスです。
誰もが無料で利用できるVPNサービスで、ユーザー登録の必要も無いので非常に手軽に利用ができます。
しかし有料のVPNと比較するとセキュリティ面や通信速度が一歩及んでいないことは事実なため、使い分けが必要です。
基本情報は以下の通り。
| 要素 | VPN Gateでの有無 |
|---|---|
| 設立国 | 日本 |
| サーバー設置数 | 8,000台以上(サーバー提供者による) |
| 同時接続デバイス数 | 5台 |
| 最安値/月 | 無料 |
| 日本語対応 | ○ |
| 対応環境 | Windows・Mac・iPhone・iPad・Android |
| 支払い方法 | ー |
| お試し期間 | ー |
※2026年9月時点
筑波大学が提供するボランティアVPN!
VPN Gateは日本の国立筑波大学が学術実験プロジェクトとして、ボランティアで運営しているサービスです。
筑波大学が以下の3つの問題を解決するためにVPN Gateを用いて研究を進めています。
- SNSがサイトへのアクセスがファイアウォールによってブロックされる
- インターネット上のやり取りがIPアドレスを通じて特定されてしまうリスクがある
- 喫茶店や空港といった公衆無線LANが盗聴されてしまう
VPN Gateを利用することで、海外での情報発信が安全になることは大きな特徴の1つです。
また筑波大学の研究を手助けし、日本のVPN技術を向上させることにも繋がっています。
VPN Gateの料金・特徴
VPN Gateのプラン料金は、永年無料です。
またVPN Gateの特徴については以下の通り。
- 永年無料で利用できる
- 筑波大学が運営している
- ボランティアでサーバー提供されている
VPN Gateの最も大きな特徴は、筑波大学が学術実験プロジェクトとして運営している点です。
また研究用途で使用されていることに加えて、サーバーがボランティアによって提供されており、サーバー台数は8,000台以上です。
無料プランのあるVPNは他にもありますが、自分にあったVPNを選んで使用しましょう。
セキュリティ・危険性
VPN Gateのセキュリティ面は以下の通り。
| セキュリティ要素 | VPN Gateでの有無 |
|---|---|
| プロトコル | OpenVPN SoftEther IPsec PPTP |
| 暗号化 | – |
| ノーログポリシー | ×(接続ログを最低3ヶ月保管) |
| 独立監査 | – |
| Kill Switch(キルスイッチ) | – |
| 中国での使用 | △※接続サーバーによる |
ノーログポリシーについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック!

セキュリティ面では、やはり有償のVPNサービスと比べて不安があります。
サポート体制も無いため、問題が発生した場合や使い方は自分で解決しなければいけないのもVPN Gateの特徴です。
また接続サーバーによって、中国国内のネット検閲を回避できるのはVPN Gateの魅力的なポイント。
しかし中国国内にいる時にVPN gateのサイト自体にアクセスできないため、中国に渡航する前にインストールをしておくことが必要です。

VPN Gateの危険性は「ログの保管と開示」にある
VPN Gateの危険性を判断する材料は、運営自身が公開しています。VPN GateはVPN接続ログを最低3ヶ月間保管すると明記しており、匿名で使えるサービスではありません。
公式が記載している記録項目は次のとおりです。
- 記録日時と、接続または切断のどちらかを示すアクションの種類
- 接続先VPNサーバーのID・IPアドレス・ホスト名
- 接続元クライアントの生のIPアドレスとホスト名
- VPNプロトコルの種類(SSL-VPN・L2TP・OpenVPN・SSTPのいずれか)
- クライアントのソフトウェア名、バージョン番号、ID
- 通信したパケット数とバイト数、エラー発生時のデバッグ情報
- セッションを経由した通信先のHTTP・HTTPSホスト名、IPアドレス、ポート番号
注目すべきは最後の項目です。接続元のIPアドレスだけでなく、VPN経由でどのサイトへアクセスしたかまで記録されます。一般的な有料VPNが掲げるノーログポリシーとは前提が異なります。
ログの開示先と条件
ログを所有・運用・管理しているのは共同研究先のソフトイーサ株式会社で、筑波大学は情報を保有していません。開示の判断と対応も、原則としてソフトイーサ株式会社が単独で行う形です。
| 開示請求者 | 対応 | 令状の要否 |
|---|---|---|
| 日本の捜査機関・司法機関 | 担当者の在籍確認と権限確認のうえ直接開示 | 不要(総務省見解) |
| 国外の捜査機関・司法機関 | ICPO経由で日本の警察から要請があった場合に間接開示 | — |
| 正当防衛・緊急避難でやむを得ない場合 | 第三者へ開示する場合がある | — |
公式は「捜査機関のために保存するものではなく、トラブルシューティングや不正利用の防止という正当な業務のために保存している」と説明しています。ただし日本の捜査機関からの請求には裁判所令状なしで応じると明記されているため、匿名性を目的に使うサービスではないと理解しておいてください。
VPN Gateの評判・口コミ

VPN Gateの評判・口コミを紹介していきます。
今回はTwitter上でVPN Gateの口コミを集めました。
良い口コミ
まずは良い口コミを紹介します。
VPN Gateの接続サーバー数が多いとやプロジェクト自体への対する口コミが見られました。
実際に有志のサーバーが世界中に提供されているため、8,000台以上のサーバーが世界中にあります。
サーバーの選択肢が豊富なため、利用者による混雑を避けることや、万が一のトラブルがあった時のリスク分散も可能です。
悪い口コミ
悪い口コミを紹介します。
通信速度についての口コミが見られました。
無料で提供されている以上、細かな機能面は有料VPNに見劣りします。
機能面にこだわりたい人は、その他の有料VPNを検討してみてもいいでしょう。
VPN Gateのメリット・デメリット

- 誰でも無料で使える
- 筑波大学の学術実験として2013年から継続
- 接続ログの扱いを公式が全文公開している
- セキュリティ面の不安
- 通信速度が遅い
ここからはVPN Gateのメリット・デメリットを紹介していきます。
ここから自分の求める使い方にあってるのかどうかを確認してみてください。
メリット:永年無料で誰でも使える
VPN Gateのメリットは以下の通りです。
- 誰でも無制限で使える
- 永年無料
- 運営団体が筑波大学という信頼性
ユーザー登録不要、期間制限なしで無料利用できることが大きなメリットです。
またサーバーの数が多く、運営団体が非営利目的かつ、筑波大学という信頼性もあります。
デメリット:通信速度の遅さとセキュリティ面の不安
デメリットは以下の通りです。
- セキュリティ面の不安
- 通信速度が遅い
セキュリティ面での不安が一番のデメリットです。
世界中の誰もがホストになれるため、そのホストが情報を盗み出す可能性があります。
また世界中でサーバーがシェアされているため、接続できた場合でも速度が遅いことが多々あることも気になるところ。
無料のVPNサービスなので、有料のサービスと比べるとスペックが劣っているのは確かです。
そのため状況に応じて使い分けることが必要でしょう。
VPN Gateの総合評価
VPN Gateのおすすめ度は65です。
無料で使えますが、セキュリティ面の不安と利用の難しさが目立ったため、今回の評価となりました。
VPN Gateの使用が向いている人・そうでない人

VPN Gateの使用が向いている人は以下の通りです。
- Webやネットワーク回線に強い人
- 無料のVPNを利用したい人
- 利用制限がないVPNを使いたい人
VPN Gateの使用に向いている人は、ネットワークの知識がある程度ある人です。
VPN Gateはボランティアサーバーに対して自分で設定する必要があるため、Webへの知識が乏しいと厳しいものになるでしょう。
カスタマーサポートが充実していれば良いのですが、ホームページのみでの対応になるため不安要素が大きいです。
Webやネットワーク回線に強い人なら、問題が起きたときも自力で切り分けられるため相性は良好。
また上記で述べたことが問題なければ、永年無料であることが宣言されているため、無料でVPNを利用したい方にはおすすめのVPNです。
また、向いていない人は以下の通り。
- 完全な初心者
- セキュリティ面を重視する人
VPN Gateの使用に向いていない人は、セキュリティを重視する人です。
VPN Gateは無料のVPNサービスであり、有料のサービスと比べるとセキュリティ面には不安があります。
そのため使用目的によっては他VPNを検討してみた方が良いでしょう。
また完全な初心者には向いていないVPNであることも注意したいポイント。
VPN Gateは無料のサービスなので手が出しやすいですが、ネットワークの知識が必要になります。
初心者の方はサポートが充実している他VPNサービスを選ぶといいでしょう。
VPN Gateと似ているVPNサービス
VPN Gateと似ているVPNサービスは以下の通り。
- TunnelBear
- Millen VPN
順番に紹介していきます。
無料で使えてセキュリティ面も非常に高レベル「Tunnel bear」

VPN Gateと同じように無料で利用でき、セキュリティ面が非常に高レベルなことが特徴です。
また初心者でも簡単に設定ができるため、興味ある方はTunnelbearも検討してみてはいかがでしょうか。
TunnelBearについて詳しく知りたい方は「TunnelBearとは?評判・口コミから使い方まで紹介」もチェックしてみてください。

日本企業が運営するため使いやすくてリーズナブルさが魅力的「Millen VPN」

MilllenVPNは、日本のインターネット企業である「アズポケット株式会社」が運営するVPNです。
日本企業が運営するため、日本語対応が非常に充実しており、使いやすいことがポイントになっています。
またVPN Gateとは違い有料のVPNですが、2年プランだと月々396円とリーズナブルな価格で利用ができるのも特徴です。
またMillenVPNについて詳しく知りたい方は「【2022年】MillenVPNとは?評判・口コミから使い方まで紹介」をチェック!

VPN Gateの登録方法・使い方

今回はVPN Gateの登録方法と使い方について紹介していきます。
Windows10の場合とアプリを使う場合の紹介です。
Windows10で接続する場合
手順は以下の通りです。
筑波大学の「VPN Gate」のサイトを開きます。
L2TP/IPsecのアドレスをチェックしてください。

デスクトップにある「スタート」から「設定」を開きます。
- メニューからVPNを選択します
- VPN接続を追加する


以下の情報を記入していきます。
| 要素 | 入力内容 |
|---|---|
| VPNプロバイダー | Windows(ビルトイン) |
| 接続名 | (DDNS名を入れる) |
| サーバー名またはアドレス | (DDNS名を入れる) |
| VPNの種類 | 事前共有キーを使ったL2TP/IPsec |
| 事前共有キー | vpn |
| サインイン情報の種類 | ユーザー名とパスワード |
| ユーザー名(オプション) | vpn |
| パスワード(オプション) | vpn |
| サインイン情報を保存する | (チェックを入れる) |
「接続」が表示されるので、クリックすればVPNに接続完了です。
アプリを使って接続する場合
アプリを使う場合は以下の手順でVPN Gateを接続できます。
VPN GateのWebサイトにアクセスして「Open VPN設定ファイル」をタップして表示します。

「DDNSホスト名が埋め込まれているovpnファイル」をダウンロード。

「Open VPN」をApple storeかGoogle storeからインストールします。
インストールが終わったらアプリを立ち上げます。
「DDNSホスト名が埋め込まれているovpnファイル」をタップ。
「ADD」ボタンで追加します。
正常にインポートができたら、「CONNECT」ボタンをタップして接続します。
IPアドレスが変更されていればVPN Gateへの接続完了です。
IPアドレスを確認したい場合には「tools.loumo.jp」にアクセスすれば確認できます。
あなたのアドレス、リモートホストが表示されれば設定完了です。
VPN Gateのよくある質問
- VPN Gateはログを取っていますか?
-
取っています。公式はVPN接続ログを最低3ヶ月間保管すると明記しています。記録されるのは接続元の生のIPアドレスとホスト名、接続先サーバーの情報、VPNプロトコルの種類、そしてセッションを経由した通信先のホスト名やIPアドレスです。
- VPN Gateのログはどこへ開示されますか?
-
日本の捜査機関や司法機関から正当な理由を添えて求められた場合、裁判所令状がなくても直接開示されます。国外の機関からの請求はICPO経由で日本の警察から要請があった場合に間接開示されます。
- VPN Gateは誰が運営していますか?
-
筑波大学の学術実験プロジェクトとして2013年3月に始まりました。ただし接続ログを所有・運用・管理しているのは共同研究先のソフトイーサ株式会社で、筑波大学はログ情報を保有していません。
- VPN Gateはどの端末で使えますか?
-
Windows・Mac・iPhone・iPad・Androidに対応します。接続方式はSoftEther VPN、L2TP/IPsec、OpenVPN、MS-SSTPから選べます。
- VPN Gateは無料ですが本当に使い続けられますか?
-
料金は発生しません。ただしサーバーは有志の提供によるため、台数や速度は時期によって変動します。安定性を求める用途では有料VPNとの併用を検討してください。
VPN Gateは無料で使えるが匿名性を求める用途には向かない

VPN Gateの危険性と使い方を、公式の記載に当てて確認しました。要点は次のとおりです。
- 筑波大学の学術実験として2013年から続いており、料金はかからない
- 接続ログを最低3ヶ月間保管すると公式が明記しており、ノーログではない
- 記録されるのは接続元IPだけでなく、VPN経由でアクセスした通信先のホスト名まで含む
- 日本の捜査機関からの請求には裁判所令状なしで開示される
- ログの管理はソフトイーサ株式会社で、筑波大学は情報を保有していない
公衆無線LANの暗号化や地域制限の回避を無料で試す用途には向いています。一方で通信内容を誰にも記録されたくない用途なら、ノーログポリシーの監査を公開している有料VPNを選んでください。













