
Google Opalって何ができるの?日本からも使える?

無料なのか、会社の資料を入れても安全なのかも知りたい!
Google Opal(オパール)は、作りたいアプリを文章で説明するだけでAIミニアプリを作れるGoogle Labsの実験ツールです。日本からはパソコンのブラウザでopal.googleを開き、Googleアカウントでログインすれば使え、VPNは要りません。公式資料に料金や有料プランの記載はなく、指示文と生成結果は生成AIモデルの学習に使われません。ただし共有するとGoogleドライブのファイルごと共有されるため、指示文を見せたくないアプリは共有しないのが安全です。
この記事では、Opalでできること、日本からのアクセス方法と対応地域、アプリの作り方、入力データの扱いと共有範囲、同じ名前の別アプリとの見分け方、Dify・n8nとの違いを順に扱います。
- Opalは文章の指示とビジュアルエディタでAIミニアプリを作るGoogle Labsの実験ツール
- 日本は公式FAQの対応国(181の国・地域)に含まれ、opal.googleをパソコンで開けば使える。米国向けのVPNは不要
- 公式資料に料金・有料プランの記載はない。Googleアカウントでログインすれば作成から共有まで試せる
- 指示文と出力は生成AIモデルの学習に使われないが、一部を人が確認する場合がある。データはGoogleのプライバシーポリシーで扱われる
- 共有するとDriveファイルも共有され、指示文を見られる経路が生じる。App Storeの「Opal」はGoogleとは別会社のスクリーンタイム管理アプリ

株式会社オークス代表:柏倉元太。本記事は各サービスの公式資料を基に、仕様・利用条件・設定手順を整理しています。
続きはこちら
設定を試す際は利用端末を、サービスを比較する際は契約条件を確認してください。
Google Opalとは?ノーコードAIアプリ開発ツールの概要
Google Opalは、Google Labsが提供する実験的なツールで、プロンプト・AIモデル・ツールをつないだAIミニアプリをコードを書かずに作れます。作りたいアプリを文章で説明すると、Opalが処理の流れ(ワークフロー)を組み立てて編集画面に表示する仕組みです。
作ったアプリはGoogleドライブにファイルとして保存され、リンクで共有すればほかの人も使えます。2025年7月の公開から、提供地域と機能は次のように広がりました。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2025年7月24日 | Google Labsの実験的ツールとして米国で公開 |
| 2025年10月7日 | 日本・カナダ・インド・韓国など15か国へ提供を拡大 |
| 2025年11月6日 | 提供地域を160か国超へ拡大。ワークフローのデバッグ機能を強化 |
| 2025年12月17日 | Geminiのウェブ版で、Opalを使った実験的なGemを作れるようになる |
| 2026年2月24日 | Generateステップにエージェントを追加(メモリ・分岐・対話) |
Opalで作れるミニアプリの例
Opalの公式FAQの言葉では、Opalのアプリは「AIを使ったミニアプリ」です。文章・画像・動画の生成と、Web検索などのツールを組み合わせ、自分用または共有用のアプリを作れます。
- テーマを入力するとWebで調べてブログ記事を書くアプリ(公式GalleryのBlog Post Writer)
- 日付を入力すると、その日の出来事を調べて紹介ページを作るアプリ
- 数学の問題の画像から考え方と解き方を説明するアプリ
- レポート・画像・動画・絵コンテ・クイズなどを生成するアプリ
最初からすべてを自作する必要はありません。Galleryのサンプルを開くと、どのステップをどうつないでいるかを編集画面で見られ、コピー(Remix)して自分用に書き換えられます。
Opalの基本機能とできること
編集画面で使う主な機能は次のとおりです。
| 機能 | できること | 設定のポイント |
|---|---|---|
| User Input | アプリの利用者から入力を受け取る | 質問文と入力の種類(文章・画像など)を指定 |
| Generate | AIモデルに指示を送り、文章・画像・動画を生成 | 使うモデルと指示文を選ぶ。エージェントも選択可 |
| Output | 結果の出し方を決める | AIが配置するWebページ、手動レイアウト、Driveのスプレッドシートなど |
| 素材(Assets) | ファイル・画像・YouTubeリンクを参考資料として追加 | 例示や条件をまとめた資料を指示文から参照 |
| ツール | Web検索・地図検索・天気の取得をモデルに使わせる | 指示文で「@」を入力して呼び出す |
| Preview | 利用者から見た画面で動作を試す | 変更のたびにその場で試せる |
| Console | 各ステップの実行順・所要時間・入出力を表示 | 特定のステップだけを実行して原因を探せる |
| Theme | アプリの見た目を生成・切り替え | 文章でイメージを指示。手動の細かい調整は不可 |
| バージョン履歴 | 編集の履歴を自動保存し、過去の版を表示・復元 | 復元すると、それより新しい版は完全に削除される |
たとえば「入力した文章を要約する」「素材の画像と同じ雰囲気の画像を作る」といった処理を、ステップの組み合わせで作れます。公式FAQは、Opalも誤りを出すことがあるため指示文を見直し、アプリを試すよう呼びかけています。
Google Drive・生成モデル・外部素材の扱い
Googleのサービスや外部素材との関係は次のとおりです。Gmailでの自動送信など、公式ドキュメントにない連携を前提にした設計は避けましょう。
- Google Drive:作成したOpalアプリがファイルとして保存される
- Google スプレッドシート:Outputで、Driveのスプレッドシートへの出力を選べる
- Webページ出力:生成した文章や画像を、AIがレイアウトしたページで表示できる
- 素材:画像・ファイルのアップロードや、YouTube動画のリンクを参考資料にできる
Geminiアプリから使えるOpalとは?
2025年12月17日、Googleの公式ブログは、Geminiのウェブ版でOpalを使った実験的なGem(Gems from Google Labs)を作れるようにしたと発表しました。GeminiのGemマネージャーから作成でき、細かい編集はopal.googleの「Advanced Editor」に切り替えて行います。
ただし、Gemini内のOpalには単体版と違う利用条件があります。Geminiアプリのヘルプが示す条件は次のとおりです。
| 条件 | Gemini内のOpal(Gems from Google Labs) | 単体版(opal.google) |
|---|---|---|
| 年齢 | 18歳以上 | 公式FAQに記載なし |
| アカウント | 個人のGoogleアカウントのみ(仕事用・学校用は不可) | 公式FAQに記載なし |
| 言語 | 英語のみ | 日本語で指示を書ける |
| 作成・編集する端末 | パソコンのみ(Geminiのモバイルアプリは対象外) | 編集画面はパソコン向け。作成済みアプリはスマートフォンでも使える |
日本語で指示を書きたい場合や、会社のアカウントで試したい場合は、単体版のopal.googleから始めるのが確実です。
Opalは日本から使える?アクセス方法と対応地域

日本はOpalの対応国に含まれており、通常のインターネット接続で使えます。公式FAQが挙げる対応国・地域は181あり、日本は2025年10月7日に提供が始まった15か国の一つです。「米国限定なので日本からはVPNが必要」という説明は、2025年7月の公開当初の状況を指しています。
| 国・地域 | 公式FAQの対応国・地域 |
|---|---|
| 日本・米国・カナダ | 含まれる |
| 韓国・台湾・シンガポール・タイ・ベトナム・インド | 含まれる |
| 中国・香港・マカオ | 含まれない |
| 英国・スイス | 含まれない |
| ドイツ・フランス・イタリア・スペインなどEU加盟国 | 含まれない |
日本からOpalにアクセスする方法
アクセスの手順は3段階で終わります。検索広告や非公式の紹介サイトを経由せず、公式のURLを直接開くのが基本です。
Chromeなどのブラウザでopal.googleを開きます。編集画面はパソコン向けに作られているため、アプリを作るならパソコンを使いましょう。
普段使っているGoogleアカウントでログインします。会社や学校が管理するアカウントでは、管理者の設定で使えないこともあるでしょう。
ホーム画面のGalleryから目的に近いサンプルを開いて「Remix」を押すか、「Create New」で新しいアプリを作ります。作り方の詳細は次の見出しで扱います。
海外出張先でOpalを使う場合
中国・香港や、英国・ドイツ・フランスなど欧州の国は公式FAQの一覧にありません。一覧にない国での利用方法はGoogleの公式資料で案内されていないため、出張中に使う予定のアプリは日本で作成とPreviewでの動作確認を済ませ、成果物をDriveに保存しておきます。
仕事用のGoogleアカウントで使う場合
会社や学校が管理するGoogleアカウントでは、管理者が使えるGoogleサービスを制限している場合があります。ログインできても利用できない画面が出たら、個人用アカウントに切り替える前に、管理者へ利用の可否を尋ねましょう。
業務データを素材に使うかどうかは、次の「安全性」で扱うデータの扱いと社内規程の両方で決めます。社内資料を個人用アカウントへ移して回避するのは避けてください。
アクセスできない場合の確認手順
日本は対象地域のため、開けない原因を地域制限だけに決めつけず、次の順に切り分けます。
opal.googleを直接開きます。ブックマークが古いURLになっていないかも見直しましょう。
複数のGoogleアカウントを使っている場合は、画面右上に表示中のアカウントに注目しましょう。仕事用アカウントなら、管理者がGoogle Labsのサービスを制限している可能性があります。
スマートフォンで作成しにくい場合はパソコンで開き、ページの再読み込みやブラウザの更新を試しましょう。
VPNで日本以外、とくに一覧にない国のサーバーに接続していると、対応していない地域からのアクセスとして扱われる可能性があります。VPNやプロキシ、広告ブロックなどの拡張機能を一時的にオフにして開き直してください。
改善しない場合は、表示されたエラーと発生条件をまとめ、Google LabsのDiscordにある#opalチャンネルか、Opal右上の設定アイコンの「Send feedback」で報告します。
VPNアプリの選び方や使い方は、次の記事で扱っています。

Opalの使い方とアプリ作成までの手順

公式Quickstartが紹介する作り方は、GalleryのサンプルをRemixする方法、自然言語エディタで文章から作る方法、ビジュアルエディタでステップを並べる方法の3つです。Googleが最初に勧めるのはサンプルのRemixで、どの方法でも流れは次の4段階です。
opal.googleを開き、利用するGoogleアカウントでログインします。ホーム画面から「Create New」で新規作成するか、Galleryで目的に近いサンプルを開いて「Remix」を押し、自分用のコピーを作ります。
編集画面の下にある自然言語エディタに、作りたいアプリを説明する文章を入力しましょう。「入力された文章を3行で要約するアプリ」のように、入力と期待する出力を具体的に書くと意図が伝わります。
Opalが生成する構成は指示の内容によってステップの数やつながりが変わるため、編集画面で中身を見直しましょう。既存のアプリにも、同じエディタで「入力欄を追加して」などの変更を指示できます。
ステップを増やすときは、画面上部の「User Input」「Generate」「Output」を使いましょう。接続点から次のステップへドラッグするか、指示文で「@」を入力してステップを参照すると処理がつながります。
ステップを選ぶとサイドバーに設定が開きます。Generateなら使うモデルと指示文、Outputなら出力の形式が主な設定項目です。
編集画面の背景をクリックしてステップの選択を外し、サイドバーの「Preview」で「Start」を押すと、利用者と同じ画面でアプリを試せます。うまく動かないときは「Console」で各ステップの入出力を見ましょう。
完成したら「Share app」から共有相手と公開範囲を決めます。共有で相手に見える範囲は、後半の「安全性」の見出しにまとめました。
公式Quickstartは、ビジュアルエディタでの作成例として、誕生日を入力するとその日の出来事を調べてページにまとめるアプリを紹介しています。流れを要約すると次のとおりです。
- 「Create New」で作成し、左上にアプリ名を入力する
- 「User Input」を追加し、利用者への質問を「When is your birthday?」などと設定する
- 「Generate」を追加し、User Inputの接続点からドラッグしてつなぐ
- Generateの指示文に、入力された誕生日と「@」で呼び出したWeb検索ツールを使って楽しい出来事を探すよう書く
- 「Output」を追加してGenerateとつなぎ、出力形式を自動レイアウトのWebページにする
- Previewで誕生日を入力し、検索から生成までの動きを試す
出力のレイアウトを細かく決めたい場合は、自動レイアウトではなく手動レイアウトを選び、指示文でページ構成を指定します。
Opalは安全?入力データの扱いと共有範囲

Opalの安全性は、入力したデータがどう扱われるかと共有したときに誰に何が見えるかの2点が判断の軸です。どちらもGoogleの公式資料で仕組みが示されています。
入力したデータはどう扱われる?
| 項目 | Opalでの扱い |
|---|---|
| 生成AIモデルの学習 | 指示文とOpalの出力を含め、学習には使わない |
| 人による確認 | 不具合の調査や使われ方の把握のため、一部の指示文を人が確認する場合がある |
| 適用されるプライバシーの規定 | Googleプライバシーポリシー(Gemini Appsのプライバシー通知は適用されない) |
| 保存場所 | Googleドライブの「Opal」フォルダ(作成したアプリ、操作、アップロードした音声・画像・文書) |
| 削除 | Gemのマネージャーかドライブの「Opal」フォルダで削除でき、操作の履歴も消える |
| バージョン履歴 | 過去の版に戻すと、それより新しい版は完全に削除される |
学習に使われないことと、誰にも見られないことは別の話です。公式FAQは、学習には使わない一方で、トラブルの調査などのために一部の指示文を人が確認する場合があると明記しています。Gemini Apps Privacy Hubも、OpalはGeminiアプリの一部ではなく、データはGoogleプライバシーポリシーにもとづいて処理されると説明しています。
個人情報や社外秘の資料を素材として読み込ませるのは避け、公開済みの情報や架空のサンプルで動作を試しましょう。業務で使うなら、生成AIツールの利用に関する社内規程でGoogle Labsの実験的なサービスが認められているかを先に確かめておきましょう。
共有するとどこまで見られる?
Opalで作ったアプリは初期状態では非公開で、作成者だけが見られます。共有と公開で見える範囲は次のように変わります。
| 項目 | 仕組み |
|---|---|
| 初期状態 | 非公開。作成者だけが見られる |
| 共有相手 | 特定の人を指定するか、リンクを知っている全員を選ぶ |
| エディタ表示とRemixを許可した場合 | 相手は指示文を含むステップ構成を閲覧しコピーできる(元のアプリは編集できない) |
| 許可しない場合 | 相手はアプリ画面だけを使え、編集画面は見られない |
| Driveファイル | 共有するとDriveファイルも共有され、アプリの詳細を見る経路が生じうる |
| 公開の停止 | 公開を止めたあとのリンクはエラーページになる |
注意したいのは最後から2行目です。公式FAQは、共有するとDriveファイルも共有されるため、エディタ表示を許可しなくても詳細を見る回避策が生じうるとして、指示文を誰にも見られたくない場合は共有しないよう案内しています。社内資料を素材にしたアプリや、工夫した指示文を含むアプリは、共有する前に中身を見直しましょう。
「Opal」という名前のスマホアプリとの違いは?
App Storeで「Opal」を検索して出てくるアプリは、Google Opalではありません。日本のApp Storeで検索すると、上位に「Opal: スクリーンタイム管理」(提供元はOPAL OS CORPORATION、評価3,077件)が表示され、ほかに「Opal Pro – デジタルデトックス」(IT4YOU CORP.)などの似た名前のアプリも並びます。どちらもスマートフォンの利用時間を管理するアプリで、Googleとは別の会社が提供しています。
Google OpalはGoogle LLCのアプリとしてApp Storeに出ておらず、ブラウザでopal.googleを開いて使うサービスです。スマートフォンから作成済みのOpalアプリを使う場合も、共有されたリンクをブラウザで開きます。スクリーンタイム管理アプリの安全性を調べている場合は、App Storeの提供元とプライバシー表示を見て、Google Opalとは分けて判断しましょう。
公共Wi-FiでOpalを使うときの通信の保護
カフェやホテルの公共Wi-Fiでは、通信を盗み見られないようVPNで暗号化する方法があります。VPNが守るのは端末とVPNサーバーの間の通信で、Opalに入力した内容や共有設定まで守るものではありません。日本からOpalを使うためにVPNを契約する必要もありません。
公共Wi-Fiの保護のためにVPNを使う場合の候補を、料金・同時接続台数・返金保証で並べます。
| VPN(2026年9月時点) | 最安の長期プラン | 初回の支払総額 | 同時接続 | 接続先 | 返金保証 |
|---|---|---|---|---|---|
| ExpressVPN | ベーシック28か月 月480円(税別) | 13,440円 | 10台(上位プランは12・14台) | 113か国 | 30日(新規) |
| NordVPN | ベーシック27か月 月580円(税別) | 15,660円(更新は年21,960円) | 10台 | 225都市 | 30日 |
| MillenVPN | 2年プラン 月360円(税込396円) | 税込9,504円 | 無制限 | 140か所以上 | 30日(サブスクのみ) |
接続できる国の多さならExpressVPN、長期の月額換算と日本語の案内ならMillenVPNが比較の起点です。
\ 新規ユーザーは30日間返金保証 /
\ 30日間返金保証 /

\ 初回総額と更新料金を確認 /
\ ベーシック2年プランは月580円相当・30日間返金保証 /

\ サブスクプランは30日間返金保証 /
\ サブスクプランは30日間返金保証 /

Opalと他のノーコードツールを比較

Opal以外にも、Difyやn8nなど、処理を画面上で組み立てるツールがあります。Opalは文章からのAIアプリ試作、DifyはLLMアプリの構築と運用、n8nは複数のサービスをつなぐ自動化が得意分野です。
主要機能と料金「Opal vs Dify vs n8n」
| 比較項目(2026年9月時点) | Opal | Dify | n8n |
|---|---|---|---|
| 提供元 | Google Labs | LangGenius, Inc. | n8n |
| 主な用途 | 文章から小さなAIアプリを試作・共有 | LLMアプリ・RAG・AIワークフローの構築 | 外部サービス間の処理を自動化 |
| 作り方 | 文章で指示し、ステップを画面で調整 | ノード・プロンプト・ナレッジを設定 | トリガーと処理ノードを接続 |
| 料金 | 公式資料に料金の記載なし | Sandbox無料/Professional 年590ドル/Team 年1,590ドル | Starter 月20ユーロ/Pro 月50ユーロ/Business 月667ユーロ(年払い時) |
| 無料で試せる範囲 | Googleアカウントで作成から共有まで | Sandbox:メッセージクレジット200・アプリ5個 | クラウド版の無料トライアル。セルフホストのCommunity Edition |
| ホスティング | Googleの提供環境のみ | Dify Cloudまたはセルフホスト(Community版は無料) | n8n Cloudまたはセルフホスト |
| 連携の範囲 | Web検索・地図・天気などの組み込みツール、Driveのスプレッドシート出力 | モデルプロバイダー・ナレッジ検索・ツール連携 | 公式一覧で2,239件の連携ノード、HTTP Request |
| データの置き場所 | Googleドライブの「Opal」フォルダ | Dify Cloudか自社サーバー | n8n Cloudか自社サーバー |
Difyの料金は税別の年払い価格、n8nは年払い時の月額です。Googleアカウントだけで手早く試作して共有したいならOpal、社内資料を検索して答えるAIアプリを継続運用するならDify、SaaS間のデータ転記や定期実行を自動化するならn8nが候補になります。
データを自社のサーバーに置きたい場合は、セルフホストを選べるDifyやn8nが向いています。Opalは料金の案内がない実験的なツールなので、業務の中核に組み込む前に提供条件の変更も想定しておきましょう。
Generateのモデル選択とエージェントステップ
Generateステップでは、使うAIモデルを選んで指示文を渡し、文章・画像・動画を生成します。2026年2月24日のアップデートで、Generateではモデルの代わりにエージェントも選べるようになりました。
- 目的に合わせて、Web検索や動画生成のVeoなど必要なツール・モデルをエージェントが選んで実行する
- メモリ:利用者の名前や好みをセッションをまたいで記憶する
- 動的ルーティング:条件を文章で指定し、次に進むステップを切り替える
- 対話:情報が足りないときに、エージェントが利用者へ質問したり選択肢を示したりする
細かく制御したい処理は従来の固定ステップ、柔軟に進めたい処理はエージェントと、使い分けができます。どちらの場合も、PreviewとConsoleで各ステップの結果を見てから共有しましょう。
Opalを使うメリット・デメリット

Opalは手軽にAIアプリを試作できる一方、実験的なツールならではの制約もあります。
AI開発の自動化・工数削減「メリット」
一番の利点は、コードを書かずに入力から生成、出力までの流れを作れる手軽さです。
- 文章の指示からアプリの骨組みを作り、そのまま編集画面で直せる
- GalleryのサンプルをRemixすれば、動く構成から学べる
- PreviewとConsoleで、ステップごとの入出力を見ながら修正できる
- 作ったアプリがDriveに保存され、リンクで共有・公開できる
- 指示文や生成結果が生成AIモデルの学習に使われない
作成と修正を繰り返しやすい点は試作に役立ちます。どれだけ作業が短縮されるかは用途次第なので、出力の見直しにかかる時間も含めて評価しましょう。
共有設定・生成精度・提供条件の確認「デメリット」
- Google Labsの実験的なツールで、料金や提供条件の案内がない
- 中国・香港・英国・EU加盟国など、一覧にない地域では使えない
- 編集画面はパソコン向けで、スマートフォンでの作成には向かない
- 共有するとDriveファイルも共有され、指示文を見られる可能性がある
- バージョンを復元すると、それより新しい版は完全に消える
業務へ組み込む前に、機密性のない入力で試作し、誤った出力への対処と共有範囲を決めておきます。外部サービスとの本格的な連携やセルフホストが必要なら、Difyやn8nも比較対象です。
Google Opalのよくある質問
- Opalは無料で使える?料金はいくら?
-
Opalの公式FAQ・ドキュメントには、料金や有料プランの記載がありません。Googleアカウントでログインすれば、アプリの作成から共有まで試せます。
Google Labsの実験的なツールのため、提供条件が変わった場合はGoogleの公式ブログやOpalのFAQで告知されます。業務で継続利用する前提なら、料金が発生した場合の代わりにDifyやn8nも候補にしておくと安心です。
- Google Opalは日本に対応している?
-
対応しています。日本は公式FAQの対応国に含まれ、2025年10月7日に日本を含む15か国へ提供が広がりました。パソコンのブラウザでopal.googleを開き、Googleアカウントでログインすれば使えます。
開けない場合は、この記事の確認手順に沿ってURL・アカウント・ブラウザ・VPNの設定を順に見直しましょう。
- Opalに入力した内容はAIの学習に使われる?
-
使われません。公式FAQは、指示文とOpalの出力を生成AIモデルの学習に使わないと明記しています。ただし、トラブルの調査などのために一部の指示文を人が確認する場合があります。
個人情報や社外秘の資料は入力せず、公開済みの情報や架空のサンプルで試すのが安全です。
- 商用利用やチーム共有はできる?
-
共有機能では、特定の人かリンクを知る全員を選べ、エディタ表示とRemixの許可も切り替えられます。共有相手は元のアプリを編集できず、Remixでコピーを作る仕組みです。
業務での利用可否は、Googleの利用規約、組織のルール、入力するデータの権利と機密性から判断します。
- 海外出張先でも使える?
-
滞在先が公式FAQの対応国一覧に含まれていれば使えます。中国・香港や、英国・ドイツ・フランスなどは一覧にありません。
一覧にない国での利用方法は公式に案内されていないため、出発前に作成と動作確認を済ませておきましょう。
- スマートフォンでアプリを作れる?
-
Opalの編集画面はパソコン向けに最適化されています。スマートフォンは作成済みアプリの利用・閲覧向けです。
アプリの作成や修正はパソコンで行い、共有した相手にはスマートフォンからリンクで使ってもらう形が向いています。
Google Opalは日本から使える!安全に試す手順
Google Opalは、文章の指示とビジュアルエディタでAIミニアプリを作れるGoogle Labsのツールで、日本から通常の接続で使えます。試すときは、立場に合わせて次の順に進めると安全です。
- 個人で試す人:パソコンでopal.googleを開き、GalleryのサンプルをRemixして、架空の入力でPreviewを動かす
- 会社で使いたい人:社内規程でGoogle Labsの実験的なサービスが使えるかを先に確かめ、仕事用アカウントで開けなければ管理者に尋ねる
- アプリを共有する人:Driveファイルも共有される前提で、指示文や素材に見られて困るものがないかを見直してから共有する
- 海外で使う人:中国・香港・英国・EU加盟国は対象外。出発前に作成と動作確認を終える
- 本格的に運用したい人:セルフホストや外部連携が必要ならDify、SaaSの自動化ならn8nも比較する
操作の詳細は公式Quickstart、対応地域と共有の条件は公式FAQにまとまっています。













