試しにVPNを使ってみたい！
短期間だけVPNを利用する方法は？
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
有料VPNの中にはお試し期間が設けられているものも少なくありません。
当記事ではお試しで利用できるおすすめのVPNを紹介します。
お試しで使えるVPNのタイプやお試し期間中に確認すべきポイントなどについても解説しているので、気になる人はぜひご覧ください。
- お試し期間があるVPNのおすすめは「MillenVPN」
- VPNのお試し期間は1～2週間あれば十分
- 無料保証期間があるタイプVPNでは返金ポリシーの確認が重要
VPNラボは、Webマーケティング会社「株式会社オークス」を運営する、げんたが監修しています。VPNの使用歴は約3年。これまで20カ国以上旅をしながらVPNを使用。
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お試しで使えるVPNの3つのタイプ
お試しで利用できる有料VPNには以下のような種類があります。
- 全額返金保証があるVPN
- 無料期間を設定しているVPN
- 無料版を提供しているVPN
それぞれ試用期間の仕組みが異なるので、特徴を踏まえた上でお試し利用することが重要です。それぞれ詳しく解説します。
全額返金保証があるVPN
まずは全額返金保証があるVPNです。VPNサービスの中には、返金保証期間を設けているものがあります。
期間中であっても料金は発生しますが、後から返金申請を行うことで期間中の料金が返金されるので、実質無料で利用することが可能です。
返金保証期間は30日～60日程度で設定されていることが多く、機能制限も基本的にされないため、純粋な無料期間があるVPNサービスよりも時間をかけて性能や使用感を確認できます。
ただし、返金申請には細かい規約が設けられていることも少なくありません。
そのため、事前に規約をよく確認しておかないと、返金が受けられないおそれがあるので注意が必要です。
また、海外のVPNの場合は返金が外貨で行われるので、為替変動の影響を受ける点も留意しておきましょう。
無料期間を設定しているVPN
続いては無料期間を設定しているVPNです。無料期間があるVPNサービスでは、支払い情報の登録をしても期間中は料金が発生しません。
機能が制限されることも少ないため、無料で性能や使用感を確かめられます。
また、VPNを利用する目的が短期間で達成できるのであれば、完全無料のものと同じような感覚で高性能なVPNを利用できます。
ただし、無料で利用できる期間が7日間程度に設定されていることが多いため、返金保証期間があるVPNサービスほど性能チェックに時間をかけられないのがデメリットです。
無料版を提供しているVPN
有料VPNサービスの中には、無料版を提供しているものもあります。
無料版VPNは利用期間に関わらず一切料金がかからないため、気軽にVPNの機能を体感することが可能です。
しかし、データ通信量や接続できるサーバーなどが制限されているものがほとんどで、有料版と比較すると通信速度や利便性が低下しています。
そのため、VPNサービスの性能をチェックする目的で無料版を利用するのは効果が薄いです。
サービスやアプリのUIなどは体験できるので、はじめは無料版で使用感を確かめ、物足りなさを感じたら有料版に移行するのが良いでしょう。。
VPNのお試し期間は1～2週間あれば十分
返金保証期間や無料期間でVPNサービスの使用感や性能を確かめる場合、1～2週間の試用期間があれば十分であることが多いです。
集中してチェックを行えば、ブラウジングや動画視聴、海外サイトへのアクセスなどを1～2週間程度でひと通り行うことができるので、性能や操作性をおおむね把握できます。
通信の安定性については日によって波にあることが多いので、性能判断にはある程度の期間が必要ですが、1週間程度で頻繁に接続を行えば、十分データが集めることができるでしょう。
VPNのお試し期間中にチェックすべきポイント
VPNのお試し期間中には、以下の点をチェックしましょう。
- 通信速度を確かめる
- 通信の安定性を確かめる
- ジオブロック解除ができるか確かめる
- サブスクが安く契約できるか確かめる
特にジオブロックの回避やサブスクの契約が目的の場合は、自身の求める目的を達成できるかしっかりと確認しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
通信速度を確かめる
まずは通信速度を確認しましょう。基本的に、VPNを利用する場合はインターネットに接続する経路が増えるため、通信速度が落ちる傾向があります。
そのため、VPNの性能をチェックする際には、目的に関わらず通信速度の確認を怠らないことが重要です。
特に、VPNを通じて高画質のストリーミングサービスやオンラインゲームなどを行いたい場合は、通信速度を確認しておかないと快適に使えないおそれがあります。
速度測定ツールなどを利用すれば定量的に通信速度を確認できるので、お試し期間を利用して複数のVPNの通信速度を確認し、使用に耐えるか確認するようにしましょう。
通信の安定性を確かめる
通信速度とともに確認したいのが、通信の安定性です。
通信速度に優れるVPNサービスでも、接続切れの頻発や時間帯による速度低下が極端なものは実用的とはいえません。
特に動画視聴やゲームに利用するのが目的で長時間VPNを接続することになる場合は、通信が不安定だと致命的になる場合があります。
VPNサービスを試す際は、長時間VPNを接続してみて、接続が安定しているか確認しましょう。
また、通信速度ツールを活用し、時間帯によって通信速度が大きく変化しないか確認しておくことをおすすめします。
ジオブロック解除ができるか確かめる
ジオブロックの解除を目的としてVPNサービスを利用する場合は、特定地域でのジオブロックを解除できるかも確認しておきましょう。
ジオブロックとは、インターネット上のサービスに対して、特定の地域からのアクセスを制限する技術です。
VPNサービスを利用すれば、提供会社が世界各国に設置しているサーバーを経由してインターネットに接続することになるため、ジオブロックを回避することができます。
ただし、サーバーが設置されている地域が少なかったり、VPN自体がサービスのブロック対象になっているなどの理由で、ジオブロックを回避する目的で利用できないVPNサービスも少なくありません。
ジオブロックの解除がVPNを利用する目的なのであれば、お試し期間中に利用したいサービスへのアクセスが可能か確認しておきましょう。
サブスクが安く契約できるか確かめる
サブスクリプションサービスを安く利用する目的でVPNの利用を考えている場合は、利用したいサブスクリプションサービスと契約できるか確認しましょう。
サブスクリプションサービスは、地域によって料金が異なることが多いです。
VPNを利用して料金が安い国のサーバーに接続すれば、IPアドレスが現地のものになるため、日本で契約するよりも安くサブスクを利用できる可能性があります。
サブスクを安く契約するのがVPNを利用する目的なのであれば、お試し期間中にサブスクの料金が安い地域からサービスの契約が可能か確認しておきましょう。
VPNのお試し期間を有効に活用する方法
VPNのお試し期間は、以下のような目的でも有効活用できます。
- 海外旅行や出張で活用する
- 一時的にジオブロックされているサービスを利用する
特に海外では日本以上にVPNの必要性が高まるケースも多いですが、お試し期間を利用すればコストをかけずにVPNを活用できます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
海外旅行や出張で活用する
まずは海外旅行や出張で活用する方法です。VPNを利用する本来の目的はインターネット接続のセキュリティ強化になります。
海外では公共Wi-Fiを利用する状況になることが多いですが、公共Wi-Fiはセキュリティリスクが高く、接続することで個人情報の流出につながることも少なくありません。
特に支払い情報を入力する場合や、仕事の重要な書類などを扱う場合はセキュリティの脆弱性が致命的な問題になるおそれがあります。
VPNを利用すれば、公共Wi-Fiでも情報を外部から操作できないような処理が施される上、通信自体が暗号化されるので、安全にインターネットを利用することが可能です。
短期間で海外旅行や出張から帰国できるなら、お試し期間のあるVPNでも十分セキュリティを強化できます。
特に返金保証期間があるVPNの場合は30日～60日程度まで実質無料で利用できるので、ある程度長期の出張などでも対応可能です。
一時的にジオブロックされているサービスを利用する
一時的にジオブロックされているサービスを利用する際にも、VPNのお試し期間が役立ちます。
先述の通り、VPNを利用すればネット上のサービスにかかったジオブロックを回避することが可能です。
一定期間内だけサービスを利用する場合や、興味のあるサイトを閲覧したい場合など、一時的にジオブロックを回避できれば良い場合は、お試し期間があるVPNが有効活用できます。
また、日本にサーバーを設置しているVPNを利用すれば、海外からのアクセスが制限されている日本のサービスも利用できるので、短期の旅行や出張中に日本のサービスを利用したい場合にも活用可能です。
お試し期間があるおすすめ人気VPN5選！
ここでは返金保証期間や無料期間があるおすすめのVPNを5つ紹介します。
| サービス名 | MillenVPN | NordVPN | Surfshark | ExpressVPN | CyberGhost |
|---|---|---|---|---|---|
| 本拠地 | 日本 | パナマ | オランダ | ヴァージン諸島 | ルーマニア |
| 料金（税込） | 月額360円～1,580円 | 月額640円～2,430円 | 月額308円～2,678円 | 月額8.33ドル～9.99ドル | 月額320円～1,790円 |
| サーバー数 | 1,300台 | 6,400台 | 3,200台 | 3,000台以上 | 9,600台以上 |
| サーバー設置国 | 72ヶ国 | 111ヶ国 | 100ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 |
| 同時接続台数 | 最大10台 | 最大10台 | 無制限 | 最大8台 | 最大7台 |
| 対応OS・デバイス | Windows、macOS、Android、iOS | Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chromeなど | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Apple TVなど | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Firefoxなど |
| ノーログポリシー | あり | あり | あり | あり | あり |
| 返金保証期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 最大45日間 |
それぞれ異なる強みを持つので、自身に合ったものを選びましょう。
1. 30日間返金保証の日本製VPN「MillenVPN」
- 日本語のサポートが充実
- サーバー設置国が多め
- 短期プランが充実
- サーバー数は少なめ
MillenVPNは30日間の返金保証期間がある日本製のVPNです。
日本製なこともあって日本語でのサポートが充実しており、返金申請に関する疑問点も気軽に問い合わせできます。
サーバーが72ヶ国に設置されているため、ジオブロック回避の目的で利用しやすくなっています。
また、1週間や15日などの短期プランも用意されているので、海外旅行や出張でVPNを短期利用したい場合は、返金手続きの手間を考慮して短期プランを活用するのも手です。
| 要素 | MillenVPN |
|---|---|
| 本拠地 | 日本 |
| 料金（税込） | 月額360円～1,580円 |
| サーバー数 | 1,300台 |
| サーバー設置国 | 72ヶ国 |
| 同時接続台数 | 最大10台 |
| 対応OS・デバイス | Windows、macOS、Android、iOS |
| ノーログポリシー | あり |
| 返金保証期間 | 30日間 |
＼ 30日間返金保証！ ／
Millen VPNについては、以下の記事で詳しく解説しています。
2. 30日間の返金保証がある大手VPN「NordVPN」
- 1,400万人のユーザーが利用している信頼性
- 暗号強度の高い「AES256bit」を採用
- サーバー設置国数・サーバー数ともに高水準
- 料金は若干高め
NordVPNは世界中にユーザーを抱えている大手VPNサービスです。
30日間の返金保証期間があり、期間中の解約であれば返金を受けられます。
サポートが日本語にも対応しているため、返金申請も比較的しやすいです。
セキュリティ対策やジオブロックの回避など、目的を問わず利用できる性能を持っているため、初心者でも利用しやすいVPNサービスとなっています。
| 要素 | NordVPN |
|---|---|
| 本拠地 | パナマ |
| 料金（税込） | 月額640円～2,430円 |
| サーバー数 | 6,400台 |
| サーバー設置国 | 111ヶ国 |
| 同時接続台数 | 最大10台 |
| 対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOSなど |
| ノーログポリシー | あり |
| 返金保証期間 | 30日間 |
＼ 今なら60%割引 + 3か月延長 ／
NordVPNについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
3. 7日間の無料お試し期間と30日間返金保証あり「Surfshark」
- 無制限の同時接続数
- 2年契約なら月額306円で利用可能
- 単月契約だと料金が高め
- サポートが英語のみ
Surfsharkは30日間の返金保証期間に加え、7日間の無料お試し期間を設定しているVPNです。
契約後7日間であれば返金申請を行わずに無料で利用できるので、短期での利用を考えている場合は利用しやすいでしょう。
機能面では接続台数が無制限なのが特徴で、家族やグループでの利用に優れたVPNとなっています。
| 要素 | Surfshark |
|---|---|
| 本拠地 | オランダ |
| 料金（税込） | 月額308円～2,678円 |
| サーバー数 | 3,200台 |
| サーバー設置国 | 100ヶ国 |
| 同時接続台数 | 無制限 |
| 対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Chormeなど |
| ノーログポリシー | あり |
| 返金保証期間 | 30日間 |
＼ 30日間返金保証 ／
Surfsharkの評判や口コミについては、以下の記事をご覧ください。
4. 30日間の返金保証がある高品質VPN「ExpressVPN」
- VPNへの接続が早い
- セキュリティ面も高性能
- インドのIPアドレスを安全に取得可能
- 料金が割高
ExpressVPNは性能面に優れるVPNです。
「Lightway」という独自プロトコルを採用しており、通信速度と安定性に優れています。
暗号化技術についても多くのVPNで採用されている高品質なものが採用されているので、セキュリティ対策でも高いパフォーマンスを発揮します。
性能が高い反面料金が割高なのがデメリットですが、30日間の返金保証期間があるので、期間中であれば実質無料での利用が可能です。
料金を考慮すると、返金保証期間の恩恵が大きいVPNサービスと言えるでしょう。
| 要素 | ExpressVPN |
|---|---|
| 本拠地 | ヴァージン諸島 |
| 料金（税込） | 月額8.33ドル～9.99ドル |
| サーバー数 | 3,000台以上 |
| サーバー設置国 | 105ヶ国 |
| 同時接続台数 | 最大8台 |
| 対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、AppleTVなど |
| ノーログポリシー | あり |
| 返金保証期間 | 30日間 |
＼ 30日間返金保証 ／
ExpressVPNの評判や口コミについては、以下の記事をご覧ください。
5. 最大45日間の返金保証あり「CyberGhost」
- 用途に合わせた専用サーバーがある
- 9,600台以上のサーバーを保有
- 特定のサービスが利用できない
CyberGhostは最大45日間の返金保証期間が設けられているVPNです。
他のVPNと比較しても返金保証期間が長いため、ゆっくりと性能や使用感を確かめられます。
機能面では通信の安定性に強みをもっており、サーバー数が多いだけでなく、用途ごとに利用できるサーバーを限定しているため、他の用途で利用しているユーザーの影響を受けづらいのが特徴のVPNです。
| 要素 | CyberGhost |
|---|---|
| 本拠地 | ルーマニア |
| 料金（税込） | 月額320円～1,790円 |
| サーバー数 | 9,600台以上 |
| サーバー設置国 | 100ヶ国 |
| 同時接続台数 | 最大7台 |
| 対応OS・デバイス | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Firefoxなど |
| ノーログポリシー | あり |
| 返金保証期間 | 最大45日間 |
CyberGhostについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
VPNをお試しで利用する際の注意点
VPNをお試しで利用する際に注意したいポイントは以下の通りです。
- お試しできる期間を確認する
- 有料版への自動更新がないか確認する
- 返金ポリシーについて確認する
特に返金保証期間があるVPNを利用する場合、返金ポリシーについて確認しておかないと、返金が受けられない可能性があるので注意が必要です。
それぞれ詳しく解説します。
お試しできる期間を確認する
VPNをお試しで利用する場合、試せる期間をあらかじめ確認しておきましょう。
返金保証期間があるVPNを利用する場合は、期間が過ぎると返金対応を受けられなくなります。
また、無料期間があるVPNの場合は、無料期間が経過した段階で自動で料金が発生するようになることも少なくありません。
無駄な費用をかけないようにするためにも、VPNをお試しで利用する際には、お試しできる期間をよく確認しておくことが重要です。
有料版への自動更新がないか確認する
無料期間が設けられているVPNを利用する際には、有料版への自動更新がないかも確認しておきましょう。
先述の通り、無料期間があるVPNでは、期間が終了すると同時に有料プランへ自動移行する場合することが多いです。
有料版への自動更新がなく、任意で選択できるサービスを選ぶのが最善ですが、サービスの性能や使用感を考えると、選択肢が少なくなってしまいます。
そのため、基本的には有料プランへの自動更新がある前提で無料期間を過ごすのがおすすめです。
有料プランへの自動更新がないサービスの場合は、期間について厳密に注意を払う心配がなく、気軽に利用できるので、検討しているサービスのプラン設計をあらかじめ確認しておきましょう。
返金ポリシーについて確認する
返金保証期間があるVPNを利用する場合は、期間だけでなく返金ポリシーについても確認しておきましょう。
全額返金保証を掲げているVPNでも、返金申請が認められる期間や手続きの方法に制限があることが多いです。
サービスによっては特定の支払い方法で契約した場合、返金対象にならないというケースもあります。
また、返金保証期間が利用できる回数に制限がある場合や、特定のプランでは返金が受けられないという場合も少なくありません。
お試しとして実質無料で利用するためにも、VPNサービスを契約する際には、事前に返金ポリシーを細かく確認しておきましょう。
お試しでVPNを利用する際には期間や返金方法に注意しよう
お試しで利用できるおすすめのVPNサービスについて解説してきました。
記事で重要なことをまとめると以下の通りです。
- お試し期間があるVPNのおすすめは「MillenVPN」
- VPNのお試し期間は1～2週間あれば十分
- 無料保証期間があるタイプVPNでは返金ポリシーの確認が重要
お試し期間があるVPNサービスには、無料期間があるものと返金保証期間があるものがあります。
無料版が提供されているものもありますが、機能が制限されているので注意が必要です。
お試し期間中は通信速度や安定性、機能などを確認し、自身の目的に活用できるか確認しましょう。
当記事を参考に、さまざまなVPNサービスを試してみてください。
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